2014年11月11日火曜日

「トークバック」のここがステキ⑧:ぷれいす東京 生島嗣さん編

さとしぃです。
HIV/AIDSの医療・支援・予防などに関わっている方たちから、映画「トークバック」のレビューをこの松山上映会ブログに寄せていただきましたのでご紹介します。

まずはお二人目。
HIV陽性者の支援・予防啓発などおこなっているNPO法人ぷれいす東京 代表の生島 嗣さん 

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このドキュメンタリーに登場する主人公たちは、自分を沈黙のなかに閉じ込めている過去のできごとを、
仲間のサポートを得ながら、舞台上で自分が演じる一場面に練りあげていく。その、彼女たちの表情は、
驚くほど変化していく。それを見ている観客も、いつのまにか勇気をもらっている。どんな困難の中にいる場合でも、
人生はやり直すことができるのだと。

この日本にも、説明をすることが難しい何かを抱えている人たちは沢山いる。例えば、性暴力の被害者だったり、
HIV感染者だったり、セクシュアルマイノリティーであったりする。

沈黙を打ち破り、自分の人生を取り戻すための一つのやり方がこの作品のなかにある。
様々な人たちに、ぜひ見ていただきたいドキュメンタリーだ。


生島嗣(NPO法人ぷれいす東京代表)

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